旅行について

羽を伸ばしたくて、旅行に行った。大阪、福岡、鹿児島へ。とてもよく、いい気分転換になった。一方で、もうそんなに新しい感動はないのかな、という気もした。刺激に反応する感性がもう慣れてしまっている。旅行ってこんなもんっていう感じで。

フォロワーとも会えて楽しかった。旅をしてつくづく思うのは、人と一緒にずっといるのは息が詰まるなあということ。旅先で会って、4、5時間してじゃあねがちょうどいい気がする。寝食を共にするのはなんかなあ。それはそれで面白いんだけど、結局一人でふらふらしたくなってしまう。というか確実にするし、今までの経験からも、している。

僕は旅先での何でもないことがとても好きで、今までの旅でもそういうことが記憶に残っていることが多い。天気が良くて水面がきらきらしてた七尾の海。雨の中閑散とした住宅街を歩いた指宿。はくたかから見た富山あたりの寂しい民家の明かり。タンジェの宿の屋上から見たボロボロでカラフルな密集家屋。片町のピンサロでフェラされながら聞いた椎名林檎の長く短い祭り。

そんな些細なことが、ふとした時に鮮明に湧き上がってくる。そういう時に旅をして良かったなと思う。感覚が研ぎ澄まされた時の記憶は、一人でいたときのものが多い。暗にそういったものを求めているから、遠くへ行きたくなっているのかもしれない。