日記 金沢1

今日は金沢へ。家を出て京急で羽田へ。羽田から小松へ。そして小松から金沢へ。北陸新幹線かがやきもあるんだけど、非日常を味わいたくて飛行機に乗りたくなる。電車の匂いと揺れも好きじゃないし。何より目的地に早く付きたい。待ち時間が長くてもピュって飛んだほうがいい気分だ。

小松についてまず、寒い。雪が積もっている。そりゃそうだよなあ。当たり前のことに気づいていなかった。この寒さ、関東の刺すような寒さとは全然違う。湿気を含んだ冷たい空気がじわりじわりとくるような。こういう感覚も新鮮でいい。雪国にきたという感じがする。

新鮮とはいっても、金沢に来るのはもう4回目くらいで。実は雪吊りも見慣れたもんだ。それでも金沢が好きでまた来た。

どこが好きか。一概に言えない。雰囲気が好きだ。一人で初めて行ったのは北陸新幹線が開通する前。電車で7時間くらいかけていった記憶がある。上越新幹線とはくたかをつかって。延々と新潟を横移動する時間は静岡横断以上だ。まだ直江津か―今考えればその時間はとても尊いものだった。

7時間くたびれ呆けた後についた金沢。駅からまっすぐ歩くと近江町市場にあたる。惹かれつつも、市場を横目に香林坊・片町方面に歩く。こんな魅力的な地方都市があったのかと心がぞわぞわした。温泉がある、飯がうまい、酒もうまい、賑やかでおしゃれな店も多い、歓楽街、文化的な成熟、それでいてどこか独特の雰囲気がある。最高かと思った。自分だけのお気に入りスポットを見つけた気分。

そんな金沢にまた半ば衝動的に来てしまった。